ここでは、死ぬ前に後悔しないために定期的にリストを作成する手順を公開します。
あなたは、いつも目標設定をしても達成できなかったり、そもそも手を付けなかったりしたことはないでしょうか?
毎年、年始に目標を立て、年末にがっかりするというそんな経験をお持ちの方も多いと思います。
しかし、その目標を達成しないまま1ヵ月後に死ぬことが決まってしまったらどうでしょう。もっと他にやるべきことは無かったのかと自分を問い正してしまいます。
そうならないためにも本当は何をすべきなのか?を定期的にリスト化していきましょう。
後悔先に立たず!なぜやらないのか?
人はなぜ、やらないのか?先延ばしにしてしまうのか。
極端な事を言えば、自分が明日も生きていると確信しているからです。また感謝を言わなければならない人も明日も生きていると信じているからです。
なぜやらないのかの心理は、
- 面倒
- やっかい
- 気が進まない
- 不得意
これらの原因が関係します。
ずっと逃れられるものなら、一生やらなくてもいいですよね。でも人はなぜか、やろうと努力します。
- 不得意な科目
- コミュニケーション
- 資格試験
- 仕事
それは、人間というコミュニティに属しているからです。コミュニティに属している以上は一定の事柄を維持する必要があります。
一定の事柄の維持。それは、信頼です。
信頼を獲得するために気乗りしない事柄まで努力しようとするのです。
では、信頼獲得のためならなぜ、努力を突き進めないのでしょうか。
それは、一瞬でも快楽を得たいという心理が働くからです。
- 不安
- 恐怖
- 不快
- 苦労
- 疲労
これらから逃れたい為に後回しにしてしまうのです。
あなたが後回しにしてしまう目標は、不得手なものではないでしょうか。
後悔リストを作ろう
目標を掲げるとどうしても余分なものまでリストに加えてしまいます。そのリストが達成できていないものに繋がります。
人は不必要なものは手に入らず、必要なものを先に手に入れるように出来ています。
1ヵ月後の何に使うか分からない100万円よりも今日の夕飯の材料を買う3,000円の方が現実的に必要なお金なのです。大抵の人は、その3,000円を枯渇することなく生活を営んでいるものです。
それでは、今日の食材を確保できたとしても死ぬ寸前に後悔してしまうことをリストアップしていきましょう。
【Ⅰ】頭に浮かぶ全ての欲を書き出しましょう
自分がなしえていない全ての欲をいくつでも書き出しましょう。数の制限や事柄の制限は一切ありません。とにかく頭に浮かんだ全ての事柄を書き出してください。
- やりたいこと
- 中途半端になっていること
- 欲しいもの
- なりたい自分の姿
- 感謝したいこと
- 謝りたいこと
- 会ってみたい人
- お話しをしてみたい人
今現在とかけ離れていたとしても大丈夫です。全て書き出しましょう。
【Ⅱ】5段階評価で順番をつけてみましょう
やりたい事を全て紙に書いたら、その内容に5段階評価で順番をつけてみましょう。
一刻も早くやらなければいけないことには評価「5」、3年後でも困らない事などには評価「1」をリストの横に書きしるしましょう。
【Ⅲ】項目ごとに分けてみましょう
リストを以下の項目に分けてみましょう。
- 仕事
- お金
- 家族
- 趣味
- 健康
- 学習
- 社会貢献
- 人間関係
【Ⅳ】偏りや優先順位を見比べてみよう
項目ごとに偏りがないか、優先順位が先のものが一か所に集まっていないか等を観察してみましょう。
バランスホイールは正円を描くほど人生が充実しているとされています。偏っている所があれば、あなたが本気でやらなければならないことなのかもしれません。
【Ⅴ】本年度の死ぬ前の後悔リストをしあげよう
本日から、1年間の有効リストをつくりましょう。
- 今すぐ取り掛からなければならない短期的なこと
- 今すぐ取り掛からなければならない長期的なこと
これらをリスト化して、1年後着実に後悔のないリストを仕上げましょう。
まとめ
この記事のタイトル「死ぬ前の後悔リスト」とずいぶんキャッチーなタイトルを付けをしてしまいましたが、今この時が全てを叶えられる時間だということです。
漠然と「お金持ちになりたい」や「綺麗になりたい」、「起業したい」などと思い描いても行動に移せないものです。
あなたが死んでしまうとなったら一番に後悔することは何でしょう。
「愛している」「ありがとう」
こんな言葉を最愛の人や恩人に伝えることなのかもしれません。
または、大切な人を残したまま死にゆく自分の代わりに残せるものはなんでしょうか。
1時間後にやるべきことを決めることから始めて下さい。